事件の概要

東京都品川区在住のパート従業員・小野寺花子さん(62)が20日、商店街の占い師・スターライト恵美子氏(本名非公開)に対し、損害賠償30万円を求める小額訴訟を東京簡裁に起こした。

占いの内容

小野寺さんは3月初旬、商店街の占いブース(1回2,000円)でタロット占いを受けた。スターライト氏は「今日のあなたのカードは『太陽』!金運は完全に覚醒しています。コンビニに行って番号を選ばず最初に手に触れた宝くじを買いなさい。あなたには当たりが引き寄せられています」と断言した。

小野寺さんはアドバイスに従い、近くのコンビニで宝くじを「手に触れた順」に300枚購入。費用は総額30万円に上った。

結果

300枚の内訳:末等(300円)×4枚、ハズレ×296枚。当選金額は1,200円。差し引き298,800円の損失となった。

裁判の経過

小野寺さんは「プロが断言した以上は責任がある」として提訴。しかし裁判官は冒頭で「占いは予言ではなく娯楽であり、法的な契約履行義務はありません」と説明。スターライト氏の代理人弁護士は「2,000円のサービスに300万円相当の保証は不可能」と反論した。

最終的に和解が成立。スターライト氏が「無料占い1回券」を提供することで解決した。

小野寺さんは「また占ってもらいたいとは思わない」と語った。


この事件は実在の人物・団体とは関係ありません。